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2008年5月31日 (土)

会田 誠さん

今回は会田 誠さんについて書かせてもらいます。

この前も日本美術画家の方と上野で美術展を開催されてました。芸大の油画科卒業された方なのですが、その作品は多岐なものにわたります。今は武蔵美で非常勤講師としても働かれているそうで、他方で村上隆さんと共に新ジャポニズム画家としても世界でも高く評価されています。

実際の絵を見たことはなくって、画集などの媒介を通してでしか見たことがないのですが、とにかく興味を引きます。多分それは私の年齢としても会田さんが扱うテーマが刺激的だからだと思うんですが、惹かれざるを得ない魅力を感じます。

会田さんの作品に共通して見られるものというのは、グロテスクさ、美女、戦争など社会への反発が見られるものが多いです。3ヶ月くらいまえにも朝日新聞で作品『紐育空爆之図(にゅうようくくうばくのず) (戦争画RETURNS)』が取り上げられたのですがタイトルのとおり戦争をテーマとした作品でした。焼かれる都市の上を何十もの飛行機が八の字をえがいて飛んでいるという構図をとっています。そのほかにも代表作というと『切腹女子高生』など、こちらはタイトルどおり女子高生が切腹をしているといったないようです。

私は後者の作品を見て会田誠さんのことを知ったのですが、この作品が説明から感じられるとおり強烈だったんです。日本絵巻のような、でもとてもポップに描かれているのですが、その内容はかなりグロテスクです。見てみるとよりいっそう理解が深まると思うのですが、それ以前に見ることに抵抗を感じる人も少なくはないと思います。

でも魅力を感じざるを得ないのです。さて、ここからは私の勝手な考えなのですが、ひとは見てはいけない、見ないほうがいい、そう本能的に思うものを実は欲すると思うのです。でもそのようなものは欲してもなかなか存在しません。会田さんはそれを実在するものにしてしまうと思うのです。もちろん彼の作品がグロテスクなものだけではないのですが、そんな刺激が見てる人、特にグロテスクというようなものに接する機会が極度にない(当たり前なのですが)現代人にとってはぐっと来るのではないかと思います。まぁそれは今に始まったことでもなく、19世紀のアール・ヌーボーあたりから見える人間の好みかもしれないのですが。

話が少しそれてしまいました。会田誠さんについてはこれくらいしか今はいえないのですが、近々画集を買う予定なのでそのときまた紹介させてもらいたいと思います。

それでは今晩はこれぐらいで。

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